子どもたちの『生きる力』を育む

~人生100年時代のミカタ~
株式会社Place in the Sun

 
 2016年に発売された、32万部の
ヒットセラーともなったリンダ・グラットン著『LIFE SHIFT』では、「2007年以降に日本で生まれた子ども達の2人に1人は107歳まで生きることが予想される」を書かれております。

 まさに『人生100年時代』を迎え、個々人のライフスタイルや人生設計そのものが今まで通りでは通用しなくなり、絶えず変化し続ける環境に適応する能力が求められると考えます。

 弊社は東日本大震災後、2012年に設立し、主に介護施設(デイサービス)の開設・運営支援、介護現場で働く人材育成並びに地域での介護予防事業に従事して参りました。

 『ロボットプログラミング』との出会いは、親子向けの体験型イベントを見学しに行ったことが始まりです。

 1時間半という長時間の中でも脇目も振らず、真剣な眼差しでロボットを組み立て、完成後、パソコンにてプログラミングし、自分のイメージで思い通りに動かす…

 それは大人の私から見ても驚きの光景でありました。

 起業前の私は、専修学校での教員生活の傍ら、スポーツトレーナーに従事し、小学生から大学生まで様々な競技を担当しており特に小学生に対しては、怪我の処置・対応のみならず、小学校の体育館で怪我のしない身体の使い方運動神経の発達を促すメソッドを指導しておりました。

 当時、子どもたち集中力を如何にして維持させることに大変苦労した思い出があり、ロボットプログラミングに対する子どもたちの姿勢に感動したのがきっかけでした。

 又、本事業をスタートする為のリサーチ段階で、教室を開講する近隣の小学校の校長先生と面談させて頂く中で「プログラミング必修化」において、私立小学校と公立小学校との『教育格差』を目の当たりにし、「すべての子ども達に平等に学べる機会を提供したい」ということも事業を開始するに至った理由の一つです。

 現在、埼玉県入間市にて直営の教室を運営しております。

 本教室の特徴としては、「トライ&エラー」を繰り返しながら、失敗の中から学ぶ。決して「ティーチング」ではなく、「コーチング」を重要視しながら「プログラミング的思考」の習得を目指しております。

 それは、大人になってからも必須能力をもいわれる『問題解決能力』の習得にも繋がります。

 子どもたちがロボットを手に取り、テキストを見ながら組立て、プログラミングにより思い通りに動かし、その後、テキストの枠から飛び出し自由な発想のもと改造をする。

 時には、間違ってしまい、思い通りに動かすことが出来ず、涙する子も…でも、決して諦めることなく、またチャレンジをする。

 人生100年時代を生き抜くために必須な教育内容であると確信しております。

 使用する教材は、「ROBOTAMI」。

 全45のカリキュラムで構成され、テキスト内には理科的要素も含まれており、国が提唱する『STEAM教育』(科学・技術・工学・芸術・数学)の実践にもなります。

 是非、この機会に日本全国各地の小学生のお子様にこの教材に触れて頂ければ幸甚です。

株式会社Place in the Sun
代表取締役 細谷 賢一

※『プログラミング的思考』とは…
自分が意図する一連の活動を実現する為にどのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、又はどのように改善すれば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えさせる力。